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特集一覧
接着剤の歴史は古い
アスファルトやコールタール
- 天然素材系の石油や石炭の副産物は、紀元前から土器の修復や建造物の接着や水漏れ防止に使われていました。
ニカワやマツヤニ
- 日本でも縄文時代から、皮をなめしたりする時や松明として使用する折に、ネバネバしたこれらを、物と物とをくっつけるのに利用してきたようです。
でんぷん糊
- 米などのでんぷんから作る糊も日本では古くからある接着剤の一つ、「のり」です。
なぜくっつくのでしょう?
接着する科学的な理由
機械的結合
- 材料の表面の凹凸の間や中に入り込み接合します(アンカー効果)
物理的結合
- 分子間で引き合う力により接合しています(ファンデルワールス力)
化学的結合
- 原子間で結合する力が最も強く接着します(化学反応)
と、まぁこんな難しい理由で、接着剤は物と物とをくっつけちゃってるわけです。
どれを選んだらいいの?
- いっぱいあってよく分からない。
- どれを使っても付かない。
- 使いにくい、うまく使えない。
- すぐ外れた。
これらは、くっつけたい対象の
材質や
性質を良く知ることで解消できる部分がたくさんあります。
また、各接着剤には得意分野や特長だった使い方があります。
では、個々の接着剤を見てみましょう。
瞬間接着剤(アロンアルファ)
得意な接着
金属と金属 金属とガラス 他、種類により多々あります。
材質
シアノアクリレート系
特長
- 名称通り、すぐに着くタイプです。
- 硬い、ツルッとした面の接着が得意です。
- 衝撃に弱く、叩くと外れることもあります。
- 材料がしみこみやすい性質のものはつき難い。
使い方
接着させたい所に滲み込ませるように垂らします。
木工用ボンド(ボンド木工用)
得意な接着
木と木 木と紙
材質
酢酸ビニル樹脂系エマルジョン系
特長
使い方
硬化が終わるまで仮止めや押えが必要です。
ゴム系接着剤(ボンドG17)
得意な接着
ゴムとゴム 皮と皮
材質
クロロプレン系ゴム溶剤系
特長
- 硬化後も弾性があるので、柔らかなゴムや皮の接着が得意です。
- 黄色
接着したい両面に塗布し、2分〜3分放置し、指紋が付くくらい乾いた状態で圧接します。木槌で叩ける時は叩くと強い接着力が期待できます。
ゴム系接着剤
(ボンドGクリアー)
得意な接着
ゴムとゴム 皮と皮
材質
SBR系溶剤
特長
- 硬化後も弾性があるので、柔らかなゴムや皮の接着が得意です。
。
- 透明。硬化後にG17のような黄色が困る場合に便利です。
使い方
接着したい両面に塗布し、2分〜3分放置し、指紋が付くくらい乾いた状態で圧接します。
発砲スチロール用ボンド
(ボンド 発泡スチロール用)
得意な接着
発泡スチロール
材質
酢酸ビニル樹脂系溶剤系
特長
- 発泡スチロールは溶剤が含まれた接着剤を使用すると溶けてしまいます。水溶性の接着剤なら溶けません。
。
- 木工用ボンドも代用できます。
使い方
木工ボンド同様、硬化時間が長いので仮止めや押えが必要です。
エポキシ系接着剤(ボンドクイック5)
得意な接着
金属、ガラス、石材
対象物が多い
材質
エポキシ樹脂系
特長
- 2液混合型(エポキシ樹脂と硬化剤を混ぜて使う)。
- 作業に合わせて硬化時間が違うタイプがあります。
使い方
- 必要量に合わせて2液を出し、よくかき混ぜる。
- 混ぜ合わせると効果が始まるので、素早く作業をする。
コンクリート用接着剤(コンクリボンドK10)
得意な接着
コンクリートとタイル コンクリートと木
材質
酢酸ビニル樹脂系溶剤系
特長
- パテ状でコンクリートに滲み込まない
- 硬化時間は長い
使い方
- 接着したいコンクリートの表面の埃はよくはらう。
- 接着したいものが浮き上がりやすいので強く押し付ける。
"近年、自動車産業や航空機産業では軽量化のため、ボルトナットより接着剤を使用しています。TVでも紹介されてましたが、200トン近いジャンボジェット機の2%近くは接着剤の重量です。
また、皆さん身近なところでは自動車のボンネットを開けてみてください。多層構造のボンネットですが、ボルトナットもなく、溶接の跡もみられないボンネットがあります。その場合は熱に強い接着剤が使用されているそうです。"
こんなのもあります
スプレーのり(ボンドスプレーのり)
得意な接着
- 接着剤ですがスプレー塗布です。
- 均一に塗布しやすい
- 広い面に接着剤を塗布したいときに便利です。
材質
SBR系溶剤など、対象物により成分が異なります。
使い方
スプレーで塗布しますが、吸い込まないよう注意してください。
ホットメルト(交流AC100Vグルーガン)
得意な接着
ダンボール紙 金属
材質
樹脂
特長
- 樹脂を溶かして接着し、冷えれば硬化するので作業が早く連続性も高い。
- 毒性が少ない。
使い方
ピストル型のコテにスティック状の樹脂を挿入し、必要分を送り出し溶かします。